真夏のお供たち 定番アクション編

メタルスラッグ6

メタルスラッグ6

1作目からありえない根性ドット絵を見せ付け
その職人魂で多くの(コアな)人々を魅了してきた
定番2Dアクションシリーズもついに6作目。



今作ではアーケードでの使用基板が
今までのネオジオ(MVS)からATOMISWAVEに変わり
全体的な雰囲気が前作までとはだいぶ変わった印象をうける。
だけど良くアニメーションする戦車やデカキャラは相変わらずで
その職人芸には毎度のように度肝を抜かされる。


今作の大きな特徴は使用キャラが増え("KOF"や"怒"でお馴染みのラルフとクラーク)
またキャラごとに性能に違いがあること、
そして武器が2つまでストックできるようになったことである。
これでキャラごとの戦略の違いを楽しむこともできるし
強力な武器を無駄に使ってしまわなくてもすむようにはなった。
しかしそのため操作がかなり複雑になってしまっている。
今まで3ボタンしか使っていなかったのがいきなり5ボタンに増え
画面のステータス表示もシリーズ中でもっともごちゃごちゃしている。
単純明快な操作でド派手な演出を楽しめるのが
メタスラのウリだと思っていたのでそこは少し残念。



SNKプレイモア」になってからのメタスラ(4・5)は
演出がしょぼくなったと言われているし、実際にそう感じてきたのだけど
今作はそこらへんが若干(ほんの少し)解消されたように感じる。
しかし、「3」なんかと比べると
まだまだ至らず、「燃え」も10倍ぐらい違うので
大変かもしれないけど次はもっと頑張って欲しいなあ。